Home > HDDは劣化する? > 消耗から起こるトラブル

消耗から起こるトラブル

データの読み書きを繰り返すことで、磁気を帯びたディスクが劣化し、トラブルを招いたり、衝撃や熱などの保存環境が与える物理的な原因による劣化について説明してきました。ハードディスクが消耗すると、大切なデータに影響が出てきます。慌ててハードディスクサルベージやハードディスク修復のために、データ復旧サービスやHDD復旧サービスに駆け込まなくてもいいように、ハードディスクの消耗によって起こるトラブルとその症状を押さえておきましょう。

衝撃による故障や水をこぼしてしまったなど突発的なトラブルの場合は別として、ハードディスクの消耗は突然起きるものではありません。少しずつ劣化は進行していくいのです。ですから、普段からパソコンの作動を注意して見ていてください。普段と何か違うな、と感じたら、それは、ハードディスクに原因があるかもしれません。もちろん、自分で注意できるトラブル例は限られていますので、ハードディスクに問題が生じたことがわかったら、自己流で解決しようとせず、プロの手にゆだねることも選択肢のひとつです。

ハードディスクが、磁気ヘッドが円盤から浮いた状態で高速回転を続けてデータを読み込んだり書き込んだりすることは説明しましたが、これって何かの動きに似ていませんか?そう、車のタイヤですね。タイヤが摩耗で劣化するにつれ、スリップなどの危険性、走行時の不安定さなどの症状が出てきます。普通タイヤはもちろんですが、もしこの劣化の進んだタイヤがスタッドレスタイヤだったら、と考えるとぞっとします。タイヤの劣化は走行時の危険をも招くものです。ハードディスクも同じように、パソコン動作の不安定さやOS読み込みができないなど、まさに“走りだす”ことができない状態になることも。

次に、よく見られるハードディスクの不調による症状を挙げてみたいと思います。まずは、起動時、もしくは作業中に異音がする時は、外圧や電気障害によるヘッドクラッシュが考えられます。アクセススピードが突然、著しく遅くなったときは水没や落雷など突発的で程度の大きい衝撃を受けたことによるハードディスク基盤の不良が原因のことが多いです。OSが認識されない場合は、ファームウェアの損傷が疑われます。起動ができない場合やファイルが開けない場合はメディアの不良セクタに問題があることも。そして、経年劣化による消耗の結果、起きる症状の代表例としては、スピンドルモーターの不良によって、回転しなくなってしまうことがあるようです。

ハードディスクドライブは300個以上のパーツからできていますが、そのなかでも特に問題になるのが次のケースです。PCB(ICチップが集まった精巧な基盤)が損傷したとき、ファームウェアの損傷、メディアの損傷、スピンドルモーターの損傷、ハードディスク内に不良セクタが発生する、などです。慌てて再起動を繰り返したり、手順を踏まずに電源を落としたりすると、後のサルベージハードディスクに影響が出ることもあります。ハードディスクリカバリーデータにも関わってくることですので、慌てずに対応してください。

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

Trackback URL for this entry
http://hdd-hukkyu.com/archives/488/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
消耗から起こるトラブル from HDD復旧・データ復元ナビ

Home > HDDは劣化する? > 消耗から起こるトラブル

Search
Feeds
Meta

Return to page top