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対処法について

さて、上記のような症状が出た場合、自分でできることはあるのでしょうか。もちろん、知識もないままに自己流であちこちのスイッチを押したり、再起動を繰り返したりするのはもってのほかです。このような作業を通して、まだ無事なデータまでも損傷が及んでしまい、ハードディスクデータ復旧をしたいと後から思っても、手遅れになってしまっていることもあります。

いずれの場合でも、最初の段階で必要なのは、正確な状況判断ということになります。正確な状況判断なしにむやみやたらと、自己流の作業を“お試し”にならないことを強くおすすめします。ハードディスクに問題が生じている場合は、ハードディスク修復技術に長けたプロのHDD復旧サービスに依頼されるのが一番の安全策であることも併せて添えておきます。

プロに依頼するのが一番の安全策だとしても、ハードディスクトラブルにこの先また合わないとも限りません。自分でできる簡単な確認方法をまとめてみましたので、ハードディスクトラブルかな?と思ったら、以下の事項を確認してみてください。

まず、電源部分は正常に作動しているでしょうか?これは、スピンドルモーターが回転しているかどうかで確認できます。スピンドルモーターが回転すれば、電源部分には問題がありません。スピンドルモーターは、電源を入れた後にかすかにウィーンと振動する音がすれば回転が確認できます。このとき、キーンという金属音がする場合は、ディスクやヘッドスライダーに損傷があると認識できます。カッチンカッチンという異音がしていたり、回転したりしなかったりを繰り返すときは、スピンドル関連に異常はなく、ディスクの情報が読み取れない状態のようです。

そして、スピンドルスピードが一定になり、情報を読み取るためにヘッドが移動した状態まで到達すれば、不良セクタをのぞいてスピンドル関連の不具合ではないことがわかります。ハードディスクをよく動かしたり、長年使用されている場合はケーブルを交換して試してみるのも一つの手段です。コネクションや外観上の問題はなくても、接触不良やノイズなどの問題で正常に動作できない場合があるからです。

最後に、master/slaveを正確にセッティングしたかどうか確認をしてください。オートディテクトが異常なしの場合は、ハードディスクの初期化過程が問題なく終了したことで、不良セクタなどの表面的な問題をのぞいてハードウェアに問題はないことが確認できます。さらに、ハードディスクが認識できるときは、パーテーションやフォーマット、サーフェイス、アナリシスやNDDなどを検査してください。ここまで、確認作業を進めてくれば、おおよそのトラブル部位はつかめるのではないでしょうか。

ハードディスクは消耗品ですから、寿命もありますし、トラブルもつきものです。ですが、ハードディスクなしにパソコンは使えません。初歩的な知識だけでも身につけておくことで、今後起こりうるトラブルを予測し、正しい状況判断ができるようになればスキルアップにもつながります。

消耗から起こるトラブル

データの読み書きを繰り返すことで、磁気を帯びたディスクが劣化し、トラブルを招いたり、衝撃や熱などの保存環境が与える物理的な原因による劣化について説明してきました。ハードディスクが消耗すると、大切なデータに影響が出てきます。慌ててハードディスクサルベージやハードディスク修復のために、データ復旧サービスやHDD復旧サービスに駆け込まなくてもいいように、ハードディスクの消耗によって起こるトラブルとその症状を押さえておきましょう。

衝撃による故障や水をこぼしてしまったなど突発的なトラブルの場合は別として、ハードディスクの消耗は突然起きるものではありません。少しずつ劣化は進行していくいのです。ですから、普段からパソコンの作動を注意して見ていてください。普段と何か違うな、と感じたら、それは、ハードディスクに原因があるかもしれません。もちろん、自分で注意できるトラブル例は限られていますので、ハードディスクに問題が生じたことがわかったら、自己流で解決しようとせず、プロの手にゆだねることも選択肢のひとつです。

ハードディスクが、磁気ヘッドが円盤から浮いた状態で高速回転を続けてデータを読み込んだり書き込んだりすることは説明しましたが、これって何かの動きに似ていませんか?そう、車のタイヤですね。タイヤが摩耗で劣化するにつれ、スリップなどの危険性、走行時の不安定さなどの症状が出てきます。普通タイヤはもちろんですが、もしこの劣化の進んだタイヤがスタッドレスタイヤだったら、と考えるとぞっとします。タイヤの劣化は走行時の危険をも招くものです。ハードディスクも同じように、パソコン動作の不安定さやOS読み込みができないなど、まさに“走りだす”ことができない状態になることも。

次に、よく見られるハードディスクの不調による症状を挙げてみたいと思います。まずは、起動時、もしくは作業中に異音がする時は、外圧や電気障害によるヘッドクラッシュが考えられます。アクセススピードが突然、著しく遅くなったときは水没や落雷など突発的で程度の大きい衝撃を受けたことによるハードディスク基盤の不良が原因のことが多いです。OSが認識されない場合は、ファームウェアの損傷が疑われます。起動ができない場合やファイルが開けない場合はメディアの不良セクタに問題があることも。そして、経年劣化による消耗の結果、起きる症状の代表例としては、スピンドルモーターの不良によって、回転しなくなってしまうことがあるようです。

ハードディスクドライブは300個以上のパーツからできていますが、そのなかでも特に問題になるのが次のケースです。PCB(ICチップが集まった精巧な基盤)が損傷したとき、ファームウェアの損傷、メディアの損傷、スピンドルモーターの損傷、ハードディスク内に不良セクタが発生する、などです。慌てて再起動を繰り返したり、手順を踏まずに電源を落としたりすると、後のサルベージハードディスクに影響が出ることもあります。ハードディスクリカバリーデータにも関わってくることですので、慌てずに対応してください。

どのようにして消耗するのか?

ハードディスクの消耗は、どのようにして進行していくのでしょうか。まず、原因と考えられる要素を上げてみましょう。熱の影響、これは、上昇し過ぎても逆に低温過ぎても影響が出るようですのでパソコンを置いている場所をもう一度見直してみましょう。電源の出力不足も問題です。電源ユニットに問題はないですか?ファンやハードディスクからの振動も消耗の原因です。接続コネクタの緩みや接続不良は、ハードディスクだけでなく、マザーボードやグラフィックボードとの関連性もありますので、サルベージハードディスクだけでなく全体を見直して原因の追及を。また、熱こう配により、粉じんなど異物がハードディスク内に侵入することもあります。初期的なことですが、ハードディスクの設置方向は正しいかどうかもお忘れなく。もちろん、製造上の欠陥や輸送中など設置前の事故による衝撃などもありますので、劣化の原因は実にさまざまですし、多岐にわたっています。

では、端的なクエスチョンをぶつけてみます。ハードディスクは、何も操作をしていなくても消耗するのでしょうか?答えはYESです。何も操作をしていなくても、ハードディスクの寿命に向かっての消耗はしているのです。操作をしていないという状態は、あなた主導の操作を指すのであって、実はパソコン内部のハードディスクは、データのインデックス作成やメモリのデータ処理など機能が作動していることが多いからです。このとき、アクセスランプが光っているはずです。アクセスランプが光っていなくても、電源が入っている間は、ハードディスクは高速で回転しています。これだけでも消耗はわずかですが進行しています。このように電源を入れているだけで、消耗は進みますので、ご注意を。

磁器を記録している面の腐食にも注意です。ごくわずかな温度差でも起こる結露が原因になります。ハードディスクは、完全密封と思われがちですが、空気穴が開いていたり、水の分子が入り込んだりして結露を避けるのは難しいのです。結露がついてしまうと、ごくわずかであっても影響が出てきます。ですから、パソコンを冷えた状態で温かい部屋に持ち込んだり、急に暖房の温度を上げたりすることは避けてください。

他にも劣化の原因としては、パソコンで繰り返しファイルの保存や削除などを繰り返すと、徐々にハードディスク上のデータが断片化します。この断片化が進行すると、データの読み込みや書き込みに時間がかかるようになってきます。パソコンの起動時やアプリケーションの立ち上げなど、さまざまな動作が遅くなりストレスがかかるようになってきます。そして、そのまま使い続けると、磁気ヘッドをはじめとしたハードディスクの消耗がどんどん進んでしまい、最悪の場合はディスク不良を起こしてしまうことも。日常、パソコンで資料を作成したり、写真データをまとめたり削除したり、普通に作業をしているだけでも劣化は進んでいくのです。

消耗について

さて、HDDには寿命があることを説明しましたが、正常に機能が動作した状態で使用できる期間はどれくらいでしょうか。使用頻度やパソコンの使用環境、個体差もあると思いますが、だいたいの目安としてハードディスクの寿命は3年と言われています。あなたのパソコンのハードディスクは、何年使用したものでしょうか。不調を感じることはないですか?もし、パソコンの作業がスムーズでない場合や起動時に問題がある場合は、ハードディスクの劣化にも原因があるかもしれません。

ハードディスクが消耗品だということはおわかりいただけたと思います。しかも、HDDは他のパーツに比べて消耗しやすいと言われています。なぜ、HDDは消耗しやすいのでしょうか。これは、第一にHDDがデリケートな装置だからということが言えると思います。300以上の部品で構成されている精密機器ですし、磁気ヘッドも回転する円盤も特殊な環境下において製作されているものだからです。次に、モーターなどの回転部分があることが、消耗の理由として挙げられます。回転することで、モーターやベアリングの劣化は避けられません。そして、回転によって生じた熱も劣化の要素となります。

CPUやメモリ、マザーボード、電源ユニットなど他のパーツも故障の原因となることはありますし、これらのパーツが故障して全体の不具合に通じることも、もちろんあります。ですが、ハードディスクが故障した場合、何が怖いかというと、中におさめられているデータがOSも含め、使えなくなることなのです。データ復旧サービスなどパソコンデータ復旧に関わるサービス会社の存在もありますが、破損の程度によっては、プロの手によってもデータが取り出せないこともあります。

HDDは消耗するもの。ユーザーの中には、故障を防ぐ予防的な意味合いを兼ねて、HDDを1年ごとに交換する人もいるようです。1年ごとに交換するのは、あまりにも用心深いのではないか?と思われるでしょうか。パソコントラブルは、さまざまな要因によって起こりますし、症状もさまざまですが、一番トラブルの原因となっているパーツが、実はHDDなのです。ですから、大切なデータを守るだけでなく、パソコンそのものをトラブルから遠ざけるためにも、HDDの使用状態は万全にしておきたいものですね。1年ごとに、とは言いませんが、定期的に点検したり交換したりすることは、あなたの大切なデータを守ることにつながりますから。

もちろん、ハードディスクデータ復旧やハードディスクサルベージを専門に行う業者もたくさんあります。サービスを受けることで、データ復旧やハードディスク修復がある程度は期待できますが、故障の程度によっては万全の状態に戻せない場合もあるのです。ですから、ハードディスクは消耗品であるということをしっかり頭に入れておきましょう。現在使用しているハードディスクの使用状況を踏まえつつ交換などの時期を計画して使用することがトラブル回避のポイントです。

HDDは劣化する?

パソコンのパーツ、あなたはどれくらい名称をご存じですか?そして、それぞれのパーツの役割がどういったものか理解して使用されているでしょうか。パソコンは複雑な精密機器ですから、“トラブル対処はプロにお任せ”というのもひとつの手かもしれませんね。ですが、お手元のパソコンの重要なパーツの名称とその役割を大まかにでも頭に入れておくと、トラブルなど、いざというときに役立つこと請け合いです。もちろん、トラブルを回避する使用方法など予防的な知識も身に付きますから、パソコンを長く良好な状態でお使いただけると思いますよ。まずは、パソコン内部の記憶装置、データの倉庫とも言える重要パーツ、HDD(ハードディスクドライブ)から始めましょう。

HDDはエイチディーディーと読み、ハードディスクやハードディスクドライブと呼ばれています。磁気ヘッドを用いて円盤型の装置にデータを書き込んだり読み込んだりする記憶装置のことです。通電中だけ作動するメモリと異なり、電源を切っても記憶されたままのため、主にOSやアプリケーションなどのプログラム、動画や画像、音楽などのデータを保存しています。メモリとどう違うのか、疑問を感じる方もいらっしゃるかもしれません。メモリは机上の広さ、ハードディスクは机の引き出しと例えられることが多いようです。

記憶装置である、HDDにトラブルが生じると、非常に困った事態を招くことになります。例えば、OSが起動しなくなります。ということは、Windowsが立ち上がりません。もちろん、内部に保存した大切な写真や音楽、ビジネスシーンであれば重要な書類のファイルなどが読み込めなくなってしまいます。このように、パソコンの基幹部分を占める重要なパーツであるHDDにトラブルが生じたら、どうすればよいのでしょうか。

実は、ハードディスク修復は、専門的な知識と技術、そして設備が必要な高度な作業です。自己流で解決に導けるような簡単なものではないケースも多く、その場合はHDD復旧サービスやデータを取り出して他メディアに保存してもらうなどのデータ復旧サービスを利用した方が確実にハードディスクリカバリーデータを手にすることができることも覚えておいてください。

ハードディスクは、300個以上の精巧なパーツで構成された大変デリケートな装置です。熱や振動、埃、電力の微妙な変化などでも影響を受けてしまいます。つまり静電気や、直射日光、落としてしまうなどの衝撃、水をこぼしてしまったなどなど日常使用するなかで危険はたくさん潜んでおりますので、注意しながら使用することが大切になってきます。

もちろん、ものである以上、ハードディスクには寿命があります。そして、トラブルはいつ起きるかわからないのです。ただし、日頃からトラブルを予測した準備をしておくことはできますよね。いつ、起きるかわからないトラブルに備えて、少しずつ知識を増やし、対処法を学んでおきましょう。

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